茶道美術図書出版社・淡交社の茶道具と茶席のきものオンラインショップ
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『利休七測』 「茶は服(ふく)のよきように点て」
茶を点てる際には、抹茶の量や湯加減など、客が飲みやすいように考えて点てます。亭主は心をこめて茶を点て、客はその心に感謝して茶をいただくというお互いの心の交流が「服のよき」茶です。
「炭は湯の沸くように置き」
おいしい茶を点てるためには、湯加減が大切です。客を招き茶を点てる頃に、ちょうど良い状態で釜の湯が沸くように炭を置かねばなりません。
「夏は涼しく冬は暖かに」
人は誰でも、暑い日には涼しさを、寒い日には暖かさを求めます。現代のように冷暖房設備で快適にするのではなく、道具の取り合わせなどを工夫して涼しさや暖かさを演出することで、自然と仲良くし、季節の移ろいやその恵みに感謝するという心が大切であることを教えています。
「花は野にあるように」
茶席では花を飾ります。その花は席の中心になるような、飾りたてた華やかなものではなく、自然のままの姿を大切にして、花の持つ命を十分に生かすように入れます。
「刻限は早めに」
約束の時間を守るだけでなく、時を大切にすることを意味します。亭主も客も一座建立するために、個々に余裕をもって茶会に臨めるよう、早めに準備をすすめることで互いの時間が大切に出来るようになります。
「降らずとも雨の用意」
何事にも準備をおこたらないことの大切さを教えています。亭主も客もさまざまなことを想定して準備万端であれば、落ちついて臨機応変に対応ができるものです。
「相客に心せよ」
相客とは、自分以外の客のことです。茶席では亭主と客の関係だけでなく、客同士も互いに気づかい思いやることで、気持ち良く一服の茶が楽しめるようになるのです。
利休七則を、古来より日本人に馴染みのある手拭いに仕立てました。
バリエーション豊かな布製品を展開する京都の【山本仁商店】と共同で企画製作した、 淡交社オリジナルデザインです。ぱりっとした綿の生地に、藍色が映えます。
サイズ(約):35×93cm
素材:綿100%
日本製
説明書付き、ビニール袋入
=お取り扱いに際して=
色落ちする恐れがありますので、他のものと分けて洗濯してください。濡れたままで長時間放置しないでください。
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